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旅のいい出会いと感動 美味しい料理も人

 先週、美味しい空気と水、白銀の別世界でリフレッシュしたくなり野沢温泉と志賀高原へ行ってきました。現地は凄い積雪量で手が標識に余裕で届くほど!(下写真)

 

今回の一番の目的はスキーではなく【旅先での食】なんです。そのきっかけは3年前に2か所の旅先で出会った「感動の料理」と「最高の接客」の感動体験、その『至極の時間』を味わったことからです。

 

私が敬愛する2か所の料理長は料理の目と技術、熱意とセンスが凄い、更に料理長のお人柄の良さに感銘する。

毎回料理長自らが食事処への挨拶とチェックアウト時の見送りへ来て下さります。お二人の応対姿勢やお話の表情や目の輝きからも、その人柄がわかります。

 

真剣に料理に向合い、純粋にお客様に喜んで貰いたいとの思いが溢れている。そしてお客様の感動が自分の喜び・誇りになっている。今お二方のみならず私が美味しく心から良い時間を過せた食事処の共通点は料理長のお人柄。

 

お客様に真摯に向き合う意識レベルが違う。人に感動提供できるプロ中のプロとは高い人間性・心の土台があり、その上に高い意識、その上に高い技術で成り立っているんだなと確信。

 

今回、ビックリの感動体験がもう一つありました。上記宿の1か所の料理長が事情で別ホテルへ転職された為、私も宿を変更し宿泊したところ先に紹介した「最高の接客」の外国人スタッフにそのレストランでばったり再会! 

料理長もスタッフもこのホテルへ転職され、再会を3人で喜び合いLINE交換!

 

二人とも退職に至った経緯は前のホテルの新経営者方針で非正規への切替だったそうなんですが、料理長と彼は新ホテルの面接時に経営者に対し、偶然お互いに推薦し合っていたそうで結果2名共に現ホテルへ再就職できたとのこと。

私の調べでは、二人の前職のホテルの今冬の評判書き込みは低評価や酷評に変わっていました。

 

リピーターやファンで支えられている。そのファン創りは一人ひとりの社員のお客様への向合い方、技術と感性の鍛錬・・・根幹は人間性、結局は人で決まる。

そして、良い人は良い人と繋がっている。良い人と繋がりたければ自分が襟を正さねば・・・(笑)

 

感動的な美味しさ要件の一つは創り手のお人柄。

今回も『旅のいい出会いと感動』 深く味わえました。