こんにちはトゥモローブレイン(株)北川です。
その『ニーズ』の意味を明確にして商品企画をすることがプロの道への近道。売上アップ・ヒット商品化への分岐点の意味深いキーワードです。
では、皆様は「『顧客ニーズ』とは何?」と聞かれて何と答えますか?
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「顧客ニーズとは顧客がほしいモノ」と言われることが多くないですか?
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間違ってはいません。
しかしプロはもう一歩深堀して明確にしてほしい!
「ほしいモノ」のモノってどんなモノの意味を指すのでしょうか?
「ほしいモノ」の解釈には『ニーズ(欲求)』と『ウォンツ(要求)』の2種類があります。
例をあげると
「お化粧品が欲しい」は『ニーズ』ですか? それとも『ウォンツ』の意味ですか?
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これは『ニーズ』ではなく『ウォンツ』です。
マーケティング用語の横文字名称の使い分けですが、重要なのはその意味合いです。
意味合いは『ウォンツ(要求)』はニーズを満たす手段で一般的には目に見えるモノと捉えて下さい。
対比して『ニーズ(欲求)』は目指す姿・状態のゴールや目的で目に見えないモノ(心の中にある漠然としたモノ)を指します。
その観点から例えると「お化粧品が欲しい」は「ウォンツ」で、『ニーズ』は化粧品を買う目的・目指す姿である「きれいになりたい」「自信を持ちたい」にあたります。
私は『顧客ニーズ』とは『心の中の欲求で目に見えないモノ』と答えています。
「顧客ニーズをつかむこと」=「顧客の琴線に響くこと」=「顧客の心に響き売れる」に直結するんです。
最後に、あなたがこの言葉の意味合いを組織やチームで事前共有しておくと商品開発の会話・会議内容が的を外さず本質に早く迫れます、商品開発がスムーズに進みます。そして『ニーズ』『ウォンツ』の使い分け意識が商品企画・マーケティングのプロへの近道です。
これを読んだ今から意識開始! あなたの目と脳が進化始めます!