auが開催する【おもいでケータイ再起動】イベント(写真はau HPより)
「今は亡き人の声が聴けたらと思ったことないですか?」
このサービスは長年放置し電源が入らなくなった古い携帯電話をバッテリチェッカーを使って一時的に再起動させて、亡くなった祖父母や両親、又は子供や友人、連れ添いの写真・メール・留守録メッセージを再生し再会できるイベントです。
凄いのは写真はプリントしてフォトフレームに入れて貰える。そしてau、softbank、docomoの携帯でも対応してくれる。
2016年の夏に初めて試みが行われ、今では毎月どこかで【おもいでケータイ再起動】イベントが開催されています。
先日TV番組を見て「いいサービスだな。こんなサービス受けたらauへ乗換たくなるかも」と素直に感じました。またこのニュースを知った消費者への「企業ブランドのイメージアップやファンづくり」にも貢献する。
マーケティング視点では、
1.国内消費人口減や携帯普及率飽和の長期的な優良顧客の確保
2.SNS口コミ拡散環境の話題づくり・ファンづくり
3.消費者の社会貢献等の社会性価値観の高まり
災害の増加、核家族化や独暮らし急増中での人との繋がり希薄化とその逆の深層ニーズ、女性の社会進出による癒し‥
顧客視点&マーケティング視点の両面で「琴線に響くコトづくり」のいいサービス企画です。
この企画を発案し行動に移した企画マンとauに敬意を表します。また、本企画が生まれた場所がカスタマーポイント(お客様との接点・声)だったことも、いいサービス企画発案のポイントです。
私のガラケー。
亡き父の写真や留守録メッセージに出会えるかも?